• 東京駅丸の内駅舎

多くの観光地がある東京。東京に来て一番最初に出会う都内の見どころといえば、東京駅丸の内駅舎です。改札を出て見上げるドーム状の天井に赤レンガの外観は、とても印象に残ります。

丸の内駅舎は、国指定重要文化財にも登録されています。駅舎内には美術館である東京ステーションギャラリーがあり、気軽に訪れることができますよ。

 

  • 東京駅丸の内駅舎の歴史

1912年に開業した東京駅。1945年に戦災によってその姿を失いましたが、2003年に日本の重要文化財に駅舎が指定されたことで、2007年より丸の内駅舎の保存・復元工事が開始しました。

解体して立て直すのではなく、1・2階の既存レンガや内蔵鉄骨、外壁などは可能な限り活用し、2階建てを創建時の3階建てに変更して、2012年に工事が完成しました。

東京駅の詳しい歴史については、東京ステーションシティのホームページ詳しく記載されています。

 

  • 建築家 辰野金吾

設計を行ったのは建築家である辰野金吾です。彼は工部大学校(現・東京大学工学部)の第一期生として、政府が招いたイギリスの建築家ジョサイア・コンドルから建築を学び、首席で卒業したのだとか。

ジョサイア・コンドルは旧岩崎邸庭園ニコライ堂旧古河庭園三菱一号館美術館等の設計をしています。旧岩崎邸庭園はブログでも何度か紹介しています。

他にもイギリスの建築家ウィリアム・バージェスなどからも影響を受けました。彼が設計した建築物は、東京駅の他にも、日本橋にある「日本銀行本店」などがあります。

 

  • ドーム状の天井

赤レンガの駅舎はもちろん、ドーム状の天井がとっても素敵です!

ドーム下の八角コーナーには、左を向く八羽の勇猛な鷲が取り付けられています。遠くから見るので小さく見えますが、実際は2mもある大きな彫刻なのだそうです。十二支のレリーフがあったり、とても細かい装飾がされているそうなので、じっくりと見上げているだけでも楽しめます。

 

  • 八重洲グランルーフもおすすめ!

もちろん、丸の内駅舎だけでなく、他の改札口にも多くの魅力があります。

八重洲口にある「光に包まれるクリスタルの塔と光の帆」をコンセプトにした八重洲グランルーフは、その大きな屋根が特徴的です。カフェやレストランといった店舗が集まっており、一休みするのにおすすめだそうです。ブログでも紹介したことがありますよ。

他にも八重洲口には八重洲地下街など、多くのお店が集まっています。雑貨やファッションのお店もたくさんあるので、東京駅だけでもショッピングを楽しむことができますよ。

 

  • 東京観光には観光タクシーをご利用ください

東京駅周辺には皇居外苑や三菱一号館美術館といった人気の観光スポットが多く存在しています。東京駅丸の内駅舎を眺めてから観光タクシーで出発する、という方も多いですよ。

どの観光地も季節によってさまざまな楽しみ方があります。東京観光をする際は、ぜひ観光タクシーをご利用ください。

 

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