• 日本の伝統文化 おりがみ

日本の伝統的な文化のひとつである「おりがみ」は、「ORIGAMI」という名前で海外でも広く親しまれています。

綺麗な紙を折るのはもちろん楽しいですし、日常の中でも使えるアイテムを作ることもできるので、簡単な折り方を覚えておくと便利です。私もおりがみの箱を作って、クリップや輪ゴムなどを入れて職場においていたりしていますよ。

そんなおりがみの折り方教室、作品展示や販売などが、御茶ノ水のおりがみ会館で積極的に開催されています。

 

  • おりがみ会館

御茶ノ水にあるおりがみ会館は、伝統工芸としての折り紙を広く伝えていくための施設として1972年に開館しました。

綺麗に折られた作品はもちろん、和紙人形やおりがみの紙などの購入もできるうえ、和紙を染める染め紙工房の見学をすることもできますよ。テレビや新聞でも多く紹介されているそうです。

休館日を除くほぼ毎日、おりがみや和紙に関連した教室を開催しています。詳しくはおりがみ会館のホームページをご確認ください。

 

  • おりがみの歴史

ウィキペディアなどによると、室町時代に上級武家が和紙で物を包むために用いていた折形(おりかた)、折形礼法というものが原型なのだそうです。

そのうち礼法部分がなくなり、江戸時代に庶民へ遊戯用に広く発展、普及したものが、現在にも伝わるおりがみなのだとか。

また、千代紙(ちよがみ)と呼ばれる彩色豊かな和紙をおりがみに使用していたことから、現在でもおりがみの紙を千代紙と呼ぶようになったそうですよ。

 

  • 国内外で人気の強いおりがみ

数ある日本の伝統文化の中でも、特に日常に溶け込んでいて、身近に感じるおりがみ。一枚の綺麗な千代紙や和紙がいろいろな形に変わることに魅力を感じる方も多いです。

人気の観光地である日光には、おりがみの作品を売る自動販売機があるそうです。日本経済新聞の記事で紹介されていました。

 

  • ギャラリー展示も!

2階にあるギャラリーでは可愛らしいものからリアルで格好いいものまで、幅広いおりがみ作品が展示してあります。

撮影時はひな祭りにちなんで、おりがみでつるし雛が飾られていました。華やかでとっても可愛らしかったですよ。毎週日曜、祝日が定休日で、入場は無料となっています。

おりがみ会館のFacebookはこちらです。

 

  • 梅まつりでも展示をおこなっていました

徒歩で行ける距離にある湯島天満宮で3月8日まで開催していた梅まつりでも、おりがみ会館から毎年作品の展示、おりがみ販売所が出店していました。

展示されているおりがみがすっごくきれいでかわいいです!使用している紙も華やかで、見ているだけで楽しいですね~

 

  • 周辺の観光には観光タクシーがおすすめです

湯島天満宮の他にも、近くには旧岩崎邸庭園湯島聖堂神田明神など、今までにもブログで何度か紹介したことのある観光スポットがたくさんあります。秋葉原や上野にもすぐに移動できるので、移動には観光タクシーがおすすめです。

 

 

 

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