上野にある「顔だけの大仏」上野大仏
美術館や動物園など、観光スポットの多い上野。ドライバーさんから、上野恩腸公園にある「上野大仏」のお
- 顔だけの大仏様
大仏様と言うと、奈良の大仏こと東大寺の盧舎那仏(るしゃなぶつ)、鎌倉大仏こと高徳院の露坐(ろざ)の大仏など、大きなものを思い浮かべますが、上野大仏は上野恩寵公園の中に、大仏様の顔だけがレリーフとして設置されています。もともとは高さおよそ6メートルほどの釈迦如来坐像だったそうですが、現在は顔の部分だけしか残っていません。
- 崩壊と再興を繰り返した大仏
ウィキペディアや2011年の上野経済新聞に紹介された時の記事によると、上野大仏は1631年に建立されました。しかし1647年の地震、1841年の火災、1855年の地震、1923年の関東大震災と、何度も災難にあい破損。その度に何度も再興を繰り返してきましたが、戦時中に軍資材として没収されたことで、ついに顔以外の部分は無くなってしまったそうです。
昭和47年から、大仏のあった旧跡にレリーフとして設置
- 合格祈願のご利益あり!
幾多の災難を乗り越え、顔だけになった大
ご利益をもらう際は、顔に優しく触れるといいのだとか。いつもたかーい場所にある大仏の顔に触るなんて、めったにない体験ですね。受験に限らず、何か目標があって頑張りたい!という方は、大仏様に会いに行ってみるといいかもしれません。
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