花貫渓谷と茨城大学五浦美術文化研究所
気が付けば今年の終わりが見えてきました。本当にあっという間に時間が過ぎていくので毎年驚いてしまいます。皆さん、年末年始に向けて体調には十分お気を付けてお過ごしください。
先日、花貫渓谷と茨城大学五浦美術文化研究所の天心邸の写真をいただきましたよ。
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四季を楽しむことのできる花貫渓谷
花貫渓谷は、名馬里ケ淵から小滝沢キャンプ場の間にある、大小さまざまな淵と滝が連なる渓谷です。この周辺では、春の新緑や秋の紅葉といった、季節とともに移り変わる自然の姿を楽しむことができますよ。約60mの長さの汐見滝吊り橋からは、眼下に勢いよく流れ落ちる汐見滝の姿や小さな淵をぬって流れる花貫川の清流に出会うことができます。
紅葉の秋から冬景色に変わっていく様子を見れるのは今の時期だけ!のんびりと自然の中を散歩するのも素敵ですね。
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近代日本の美術が好きならぜひ訪れたい!茨城大学五浦美術文化研究所
近代日本における美術史学研究の開拓者である岡倉天心によって1955(昭和30)年に設立された茨城大学五浦美術文化研究所は現在、天心遺跡の管理、日本の近代美術や内外の文化、歴史研究をおこなっています。
天心邸の前には「亜細亜ハ一な里石碑(アジアはひとつなりせきひ)」など、見どころもたくさん!
また、近代日本の美術史において有名な美術家である横山大観・菱田春草・木村武山・下村観山はここで天心の指導を受け、 画業に精進し、多くの代表作を生み出したのだとか。周辺にある天心記念五浦美術館では、彼らの作品も見ることができます。
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再建した六角堂
敷地内には国の登録記念物が複数存在しています。
岡倉天心旧宅・庭園及び大五浦・小五浦の一部として国の登録文化財に認定されている六角堂は、2011(平成23)年3月11日の東日本大震災がもたらした大津波で基部以外すべて流出してしまいました。のちに再建のための復興計画がスタートし、2012年4月に無事に復興していますよ。
六角堂の写真は敷地内から撮影するのは難しいため、近くの五浦岬公園から撮影するのがおすすめだそうです。
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移動にはタクシーをご利用ください
緊急事態宣言は解除されましたが、これからどんどん寒くなっていく季節。インフルエンザなど、新型コロナウイルスの他にも注意することは多く、まだまだ油断のできない状況が続いています。
それでも年末年始の準備でお買い物やお仕事など、どうしても避けられない移動の場面があると思います。タクシーなら、ご自宅から目的地まで、ドアtoドアの移動ができるため、人ごみなどを極力避けて移動することが可能ですよ。
安心して観光に出かけることができるようになるのはまだ先ですが、密を避けた移動や、お仕事などの避けられない外出には、ぜひタクシーをご利用ください。