小石川後楽園
10月に入ったとたん、急に気温が下がって肌寒い秋の日が続くようになりました。
そろそろ冬用の布団を出さないと寒さで上手に眠れなくなってきましたね。しっかり暖かくして、風邪などひかないように気を付けてください。
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小石川後楽園
小石川後楽園は都立9庭園のひとつで、江戸時代初期の寛永6年(1629年)に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房(よりふさ)が江戸の中屋敷(明暦の大火後に上屋敷となる)に築造し、2代藩主・光圀の修治により完成した江戸の大名庭園として現存する最古の庭園です。
園内のあちこちに儒教的思想を反映させた中国趣味が取り入れられており、日本と中国の名所や古典になぞらえた見所を配していますよ。
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都立庭園では二つしかない特別史跡及び特別名勝
小石川後楽園は昭和27年3月に文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝として国の文化財に指定されました。
特別史跡と特別名勝の重複指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮恩賜庭園と小石川後楽園の二つだけだそうです。日本全国で見ても、京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)などといった9ヶ所だけなのだとか。ちょっとレアな感じがしますね。
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円月橋
園内にはたくさんの見どころがあります。
こちらの円月橋は、水戸徳川家2代藩主光圀により、賓師(客分として待遇される師)として招聘された明の儒学者朱舜水が設計したといわれる石橋です。
水面に映る姿が満月のように見えるので、この名がつけられたとのこと。
橋の上を渡ることはできませんが、かなり近くまで寄ることができます。
記念撮影を撮るならぴったりですよ。
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大泉水と蓬莱島
園内の真ん中には、大きな池があります。小石川後楽園を構成する「海」「山」「川」「田園」の4つの要素のうち、「海」をあらわしているのだとか。
確かにとっても広い池なので、海を想像することができるかもしれません。ぼんやりと眺めているだけでも気持ちいいですよ。
また、大泉水の中心に浮かんでいるのは蓬莱島と呼ばれています。
渡ることはできませんが、島内には赤い祠が見えますね。あれは弁財天の祠なのだそうです。
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ヒガンバナが見頃です
都立庭園といえば綺麗なお花。小石川後楽園では9月末から10月頭にかけて、ヒガンバナが見頃を迎えています。
今年の暑さの影響か、例年と比べて少しだけ本数が少ないようですが、その美しさは変わりありません。池のほとりや道の端、藤棚の下や水路の横など、いろんなところに咲いています。
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紅葉めぐりスタンプラリーが開催されます
10月14日から12月10日までの期間で、都立9庭園「紅葉めぐりスタンプラリー」が開催されます。
スタンプの取得数に応じてオリジナルポストカードや2024カレンダーの割引券など、素敵なプレゼントをもらうことができますよ。紅葉の季節はどこの庭園もとっても綺麗に色付くのでおすすめです。
スタンプラリー台紙は、対象庭園の窓口や、園内に設置されたラックにて配られています。また、各庭園には紅葉スタンプラリーとは別に記念スタンプが用意されているので、一緒に押して帰ると記念になって素敵ですよ。
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移動にはタクシーをご利用ください
過ごしやすい秋らしい気候になってきました。これからの季節はお出かけもしやすくなって、わくわくしますね。でも、急に秋らしくなったから暑さ寒さの対策がしづらい、急な雨も多いからお出かけが不安……という方は、ぜひタクシーをご利用ください。
タクシーなら快適な車内でご自宅から目的地まで、ドアtoドアの移動ができますので、ぜひご活用ください。空調もその場にあわせて調整いたしますので、快適に移動することができますよ。
さらに、人ごみなどを極力避けて移動することが可能なので、観光地の移動にはぴったりですよ。密を避けた移動や、お仕事などの避けられない外出、自分のペースでのんびりと観光地を巡りたいという方は、ぜひ観光タクシーをご利用ください。