厳しかった残暑も過ぎ、最近はすっかりと寒くなってきましたね。今年は季節が変わる頃になると気温差が激しく、体調を崩さないようにするだけでも大変でした。そんな今年も残すところあと2ヶ月。最後まで健康で過ごせるよう、頑張りましょう!

すばる交通の近くでも少しずつ紅葉が見られるようになってきました。これからは紅葉の季節ですよ!

 

  • 歌人たちも憧れた奥州三関の一つ、白河関跡

先日、福島県にある白河関跡(しらかわのせきあと)の写真をいただきました。

奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、鼠ヶ関(ねずがせき)・勿来関(なこそのせき)とともに、奥州三関の一つに数えられている、国指定史跡です。

時代の流れにより関としての役目を果たさなくなった後は、和歌の題材とされた日本の名所旧跡を示す「歌枕」として文学の世界で都人の憧れの地となりました。能因や西行、松尾芭蕉など、時代を代表する歌人・俳人たちが、白河関跡にまつわる多くの歌を残しています。

 

  • 新古今和歌集の撰者が奉納した従二位の杉

白河関跡の中に、従二位の杉(じゅにいのすぎ)と呼ばれる大きな木が立っています。

これは鎌倉初期の歌人で「新古今和歌集」の撰者の一人である藤原家隆が手植えをし、奉納したと伝えられており、樹齢は約800年と推定されていますよ。

従二位というのは日本の位階及び神階における位のひとつであり、藤原家隆の官位でした。植えた人の位そのままの名前だと思うと、かなり直球で面白いですね。

 

  • 白河関跡内すべてが境内、白河神社

白河関跡内のすべてを境内とする白河神社。社殿はとても大きいわけではありませんが、平兼盛や能因法師らが詠んだ古歌碑が建っていますよ。

あちこちに和歌に関するものがあって、「歌枕」として人気を集めていたことをたくさん感じられますね。白河関に関する和歌を事前に予習して、この歌人はこの場所からこんなことを連想したのか、と考えながら歩くのもおすすめです。

また、写真では少し色付いてきた頃ですが、現在は紅葉が見頃を迎えています。綺麗な紅葉を眺めながらぐるりと観光するのも素敵ですよ。

 

  • 移動にはタクシーをご利用ください

令和になってからがらりと気温が変わることが多いですが、今年も秋の彼岸頃に季節のスイッチが変わりました。今がお出かけのしやすいシーズン!これからは涼しいを通り越して寒くなってきます。少しどこかに遠出したいな、のんびりと観光地を回りたいな、と思っている方は、観光タクシーを使って今の季節を楽しみましょう!

お出かけしたいけれど、まだ人ごみの中を歩くのは避けたい方、最近はテレワークなど在宅での仕事が多かったからあちこち歩き回るのは大変…という方には、観光タクシーがおすすめです!タクシーなら快適な車内でご自宅から目的地まで、ドアtoドアの移動ができます。人ごみなどを極力避けて移動することが可能なので、観光地の移動にはぴったりですよ。

密を避けた移動や、お仕事などの避けられない外出、自分のペースでのんびりと観光地を巡りたいという方は、ぜひタクシーをご利用ください。

 

 

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