じとじとと雨の日が続いていたと思ったら、一気に夏らしい暑さになりましたね。皆さん、今年も熱中症などにはご注意ください。

観光シーズンの夏。お出かけしたいけど、観光する時に暑いのは……という方には、涼しいタクシーで移動できる観光タクシーがおすすめです。

 

  • 享保16年に開通した木造の閘門式運河 見沼通船堀

東京から少し離れて、埼玉県さいたま市にある見沼通船堀。こちらは享保16年に開通した、日本最古の木造の閘門(こうもん)式運河と言われています。国指定史跡にも登録されていますよ。

撮影をした時は東縁が工事中だったため、水を流していませんでした。通船堀沿いの道を緑のヘルシーロードと呼ばれる見沼代用水路沿いにずーっと進むと見沼自然公園に着きます。

 

  • 閘門式運河とは水門式運河とも呼ばれています。

川に閘門を設け、その操作をすることによって水位を調整し、水位の違う運河間での船舶通過を行うことができる閘門式運河。見沼通船堀はこの技術によって、さいたま市の東南に位置する芝川と見沼代用水の、およそ3mの水位の差を結んでいます。この開通によって、この近辺と江戸との産業交流がおおいに発展することになりました。

また、パナマ共和国にあるパナマ運河も同じ閘門式運河ですが、見沼通船堀はおよそパナマ運河よりも180年ほど前から閘門を使用されていたそうです。

 

  • 年に一度、閘門開閉実演が行われます!

見沼通船堀では、年に一度、閘門開閉実演が行われています。こちらのホームページに2013年の様子が詳しく載っています。2015年度は雨天中止、2016年度から2018年度までは閘門等の再整備工事ということで、最近はほとんど中止となっていました。

ですが、さいたま市ホームページによると、今年の8月21日に開閉実演を再開する予定とのことです。久しぶりの開催なので、訪れる観光客の方も多そうですね。

実演の他、市指定無形民俗文化財「見沼通船舟歌」と歌にあわせた踊りの披露や、幕府から通船の差配役を任されていた江戸建築の建物として、見沼通船堀とともに国指定史跡登録された鈴木家住宅の付属建物の特別公開などが行われます。

 

  • 通船堀近辺では可愛い猫の姿も!

通船堀近くにある休憩所では、涼を求めて猫が集まっていました。野良猫なのですが人懐っこく、座っているとすぐ近くまで寄って来てくれますよ。地面でごろごろしている猫もいたりと、猫好きにはたまらないかもしれません。

今年の夏も暑いです。移動するにも大変なこの季節。ぜひ、快適な観光タクシーをご利用ください。

 

 

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