日向見薬師堂と四万温泉
-
群馬県内最古の寺院建築
群馬県吾妻郡中之条町にある日向見(ひなたみ)薬師堂。1598年に建てられた茅葺きの小さなお堂ですが、現存する群馬県内最古の寺院建築です。「病気平癒・健康祈願」にご利益があるとされ、国の重要文化財にも指定されています。その写真をドライバーさんからいただきました。
-
四万温泉発祥の伝説と薬師寺堂
四万温泉観光なびや中之条町観光協会のホームページによると、日向見薬師堂は四万温泉ととても深い関係にあります。
永延3(989)年頃、源頼光の家臣である碓井貞光(うすいのさだみつ)が日向見の地で夢のお告げを聞き、目を覚ますと温泉が湧き出ていたという伝説があります。その時に湧き出た温泉は「四万(よんまん)の病気を治す」ということから、日向見温泉ではなく、四万(しま)温泉と呼ばれています。これをめでたいしるしだとして、お堂を建てて本尊の薬師如来の像をまつったことが、日向見温泉と日向見薬師堂の発祥だと伝えられているそうです。
四万温泉は国民保養温泉地「第一号」に指定されていますよ。
-
桜の季節もおすすめ!
薬師堂の前には桜の木があり、毎年4月下旬から5月初旬頃に見ごろを迎えるそうです。訪れる際は、ぜひハイヤーをご利用ください。
東京の桜は3月22日に開花宣言が出ました。東京都内で現存する最古の寺院建築である浅草寺でも桜が咲いていて、見頃は今週いっぱいとのことです。散り際も綺麗な桜、お花見に行く方はぜひ楽しんできてください!
(Visited 379 times, 1 visits today)