迎賓館赤坂離宮
蒸し暑い日が続きます。最近は夜も寝苦しい日が出てきて、夏が目の前まで来たのだな、という気持ちになります。
関東甲信の梅雨明けは平年7月19日頃と予想されています。去年は少し遅く23日の梅雨明けとなりましたが、今年はどうなるのでしょうか。今から夏が楽しみですね。
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迎賓館赤坂離宮
港区にある迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所として建設された宮殿建築物です。もともとは皇太子ご夫婦がお住まいになる東宮御所として、当時の日本の建築、美術、工芸界の総力を結集して1909年に造営されました。
現在は主に海外の首相や国王など、日本の賓客の宿泊やもてなしのための施設として使用されています。
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ネオ・バロック建築様式
迎賓館赤坂離宮は、日本で唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。
バロック様式とは、イタリアのローマやフィレンツェなどで誕生し、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパで広まった彫刻や絵画などの芸術や、建築デザイン様式のことです。過剰といえるほどの豪華かつ重厚な装飾が施されているのが特徴です。
一度衰退しましたが、バロック建築が国家建築を飾るのにふさわしい様式であるという流れが生まれ、再び復興しました。この復興したバロック建築様式をネオ・バロック様式と呼ぶそうです。
日本の建築を代表するものの一つとして、創建100年後の2009年に創建当時の建造物である旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)本館、車寄及び階段附属、正門・塀、東西衛舎、主庭噴水池、主庭階段が国宝に指定されました。
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迎賓館は通年で一般公開されています
国宝にも認定されている迎賓館、ぜひとも中を見てみたいですね!迎賓館は通年で一般公開をされており、複数の参観コースが用意されています。
参観コースは以下の4つです。
・本館、庭園(主庭及び前庭)
・和風別館、本館、庭園
・和風別館、庭園
・庭園
コースによって参観料が変わっています。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
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迎賓館は京都にもあります
洋風建築の赤坂迎賓館の他に、京都迎賓館もあります。こちらは純和風建築で、平成17年に建築されました。
歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋(いりもや)屋根と数寄屋(すきや)造りの外観の他、京都を代表する伝統技能を用いた調度品を使用されています。こちらも一般公開されていますので、いつか両方を見てみたいですね。
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移動にはタクシーをご利用ください
関東でも梅雨が始まりました。雨の日でも蒸し暑い日が続くようになるとどうしてもお洋服にも迷ってしまいますね。
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