湯島天神の梅まつり
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湯島天満宮
学問の神様として知られる菅原道真を祀る湯島天満宮は湯島天神とも呼ばれており、受験シーズンには多くの受験生が合格祈願に訪れています。
天神信仰の神社である湯島天満宮。関東地方の代表的な3社の一つとして、亀戸天神社、谷保天満宮とともに、関東三大天神にも数えられていますよ。
現在、湯島天満宮では、2月8日~3月8日までの期間で、文京梅まつりが開催しています!
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梅の名所 湯島天満宮
菅原道真が梅を好きだったということから、各地の天満宮には梅が植えられています。その中でも湯島天満宮は、江戸時代より「梅の名所」として多くの庶民に親しまれて来ました。
境内には全部で20品種300本の梅の木が植えられています。毎年梅の季節になると多くの観光客が訪れるほか、湯島天満宮の梅をモチーフにした歌なども存在しているそうです。
ぽかぽかとした陽気の中、のんびりと梅を眺める時間は穏やかで素敵です。
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ちょうど見ごろを迎えています!
現在、湯島天神境内の梅が見ごろを迎えています!
境内にある合格祈願の絵馬と一緒に並ぶ梅がきれいです。写真を撮影したのは平日でしたが、多くの人が訪れていましたよ。
境内の梅の全体の8割が白梅ですが、中には可愛らしい赤い梅もあります。
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文京花の五大まつり
文京区では、緑豊かな街を楽しんでいただくためにと、毎年四季折々の花をテーマにした文京花の五大まつりが開催されています。湯島天神梅まつりはそのうちの一つです。
他には文京さくらまつり、文京つつじまつり、文京あじさいまつり、文京菊祭りが開催しています。どれもとってもきれいな花を見ることができますよ。
去年の6月に、白山神社で行われた文京あじさいまつりについてブログで紹介しました。次の五大まつりは3月末頃に播磨坂で行われる文京さくらまつりです。ぜひお花見に行きたいですね~
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催し物もたくさん!
土曜祝日にはさまざまな催し物が行われています。文京区観光協会のホームページなどで、詳しいイベントスケジュールを確認することが出来ます。
日没から午後8時までは、梅のライトアップも行われていますよ。
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湯島天満宮の男坂と女坂
湯島天満宮の周りには男坂、女坂と呼ばれる坂があります。
男坂は38段の石段坂です。すぐわきにある、女坂がゆるやかな坂であることに対し、傾斜が急であることから男坂と呼ばれているそうです。
江戸時代の書物「御府内備考(ごふないびこう)」によると、もともとは湯島神社(天神)参拝のための坂でしたが、やがて本郷から上野広小路に抜ける通り道になったのだとか。
どちらの坂でも梅がきれいに咲いています。
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見どころがたくさんある湯島天満宮
奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)という迷子しるべ石や、自分の体の悪いところを撫でると良くなると言われる撫で牛などもあります。
境内のどこを見てもきれいな梅がたくさん!結婚式の前撮りをこの季節の湯島天満宮で行う方もいるそうですよ。
これからだんだんと暖かくなっていきます。都内観光の際は、ぜひ観光タクシーをご利用ください。