秋の行楽シーズン!岐阜県の世界遺産 白川郷
だんだんと夏の暑さが落ち着いてきて、秋の気配を感じられるようになってきました。今年の秋の行楽シーズンは、観光タクシー・ハイヤーで都内観光や遠出などしてみてはいかがでしょうか。
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岐阜県の世界遺産 白川郷
都内から離れて、岐阜県にある世界遺産のご紹介です。写真はドライバーさんからいただきました。
岐阜県大野郡白川村の荻町地区は、大小100棟余りの合掌造りの家が数多く残り、また、今でもそこで生活が送られている集落です。1995年には富山県の五箇山と共に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
毎年多くの観光客が訪れており、ドライバーさんが写真を撮りに行った時も大勢の人で賑わっていたとのこと。日本の原風景と呼ばれる農村ののどかな景色と、穏やかな時間が人気です。
また、白川郷の集落と駐車場を結ぶ「であい橋」は、土木学会デザイン賞2003最優秀賞を受賞していますよ。
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日本独自の建築様式 合掌造り
日本の住宅建築様式の一つである「合掌造り」は、茅葺(かやぶき)の叉首構造の屋根が大きな特徴です。外から見たその形が、まるで掌を合わせたように見えることから「合掌」造りと呼ぶようになった、という説が白川郷観光協会のホームページに紹介されていました。
積雪が多く雪質が重いというこの地域の環境に合わせて、雪が降ろしやすく日当たりが良くなるようにと急こう配の屋根になっているそうです。屋根裏部屋を蚕の飼育場としても使用していたそうです。
毎年、茅葺屋根の吹き替えを村をあげてみんなで協力しておこなっています。集落に代々引き継がれている「結(ゆい)」の精神、相互扶助の精神を大切にし、集落全体で助け合って生活をしています。
他にも白川村ホームページなどで白川郷観光情報と共に合掌造りの詳しい歴史が掲載されています。
富山県五箇山には複数の合掌造りの家があります。白川郷と同時に世界遺産登録された相倉(あいのくら)と菅沼集落の他、国指定重要文化財「村上家」も合掌造りです。
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紅葉の時期にはライトアップも行われます
白川郷にある合掌造り民家園では、9月14日~19日、21日~23日の三連休と、11月1日~4日は合掌造り民家園ライトアップ2019が行われます。
特に11月は紅葉の季節。綺麗な紅葉ライトアップを見ることが出来るのでおすすめですよ。入園料大人300円子供200円のみでライトアップと紅葉を楽しむことが出来ます。
他にも10月14日~19日の期間で、白川村の各地区の神社で五穀豊穰・家内安全・里の平和を山の神様に祈願する「どぶろく祭り」も開催されます。秋はイベントが盛りだくさんですね。
荻町城跡展望台と呼ばれる高台から撮影すると、白川郷全体を望むことが出来ます。撮影スポットとしておすすめです!
秋の行楽シーズン、都内観光や遠出には、ぜひ観光タクシー・ハイヤーをご利用ください。